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そんな三浦の様子を見て、
鈴「あなたの秘書は気づいたようですよ。」
鈴は呆れたような視線を雅へ向け、そう言った。
雅「!!三浦!どういう事だ!」
雅は三浦に視線を向け、説明しろというようにそう言った。
三「は、はい。あ、あくまで私の予想ですが『黒煙屋』が何かしようとしているんじゃないでしょうか。」
三浦は雅の気迫にたじろぎながらそう答えた。
すると、
悠「正解です。」
雅が何か言う前に悠がそう言った。
雅「そんなバカな!『黒煙屋』が何かしてくるなんてあるはずがないだろう!何があってもうちには手を出さないというから協力したんだぞ!」
雅がありえないという様に顔を青くさせながらそう言った。
鈴「ですが私達は直接『黒煙屋』から聞きましたよ。今回の失敗の腹いせをあなたですると。」
鈴がわざととぼけたようにそう言うと、
雅「なっ!」
驚く雅。そんな雅とは逆に、
三「・・・・・・。」
三浦は驚いたものの嫌な予感を感じていたのか雅ほど驚きはしなかった。
そんな2人に、
悠「あの男と約束したというのは紙か何かあるんですか?」
悠がそう聞くと、
三「え、えぇ、あります。ちゃんと保管してあります。そうですよねだんな様?」
三浦がそう答え、雅を見た。
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