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鈴「さっきまでとすごく態度が違いますね。・・・何をするかを言ってはいませんが、何をしようとしているのかは大体予想できています。」
鈴が雅を見てそう言うと、
雅「!!・・・あいつは何をする気なんだ?」
雅は驚き目を見開いた後、恐る恐るそう聞いた。
悠「簡単に言うと、あなたを底まで落とすでしょうね。」
その雅の問いに答えたのは悠だった。
雅「そ、底・・・。」
悠の答えを聞き、今までで一番顔を青くする雅。
そんな雅に向けて、
鈴「直接あの人と話をしたのなら分かるでしょう?あの人があなたに何かするのに躊躇や遠慮などしないことを。」
鈴がそう聞くと、
雅「・・・・・・。」
問いに答えるかのように雅の顔が青いを通り越してさーっと白くなっていった。
その雅の顔を見て、
悠「何をされるのか分かったようですね。まぁ、わかったと言っても徹底的につぶされるという事でしょうけどね。」
悠がそう言うと、
雅「・・・クソッ!もう終わりだ!」
雅はそう言いながら握り締めている拳に力を入れた。
鈴「そこで悔しがった所で状況は何も変わりませんよ。というよりも自業自得でしょう。あんな人に頼ったのが間違いですよ。」
鈴が『フゥ』と息を吐きながらそう言った。
雅「・・・・・・わかっている。だが、そうせざる終えなかったんだ!」
雅は鈴に向けて震える声でそう言い返してきた。
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