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三「何を・・・。」
三浦がそこまで言った所で、
鈴「あなたのいう事は何も信じませんよ。」
いつの間にか三浦の背後に移動していた鈴がそう言って、
三「!!ッ・・・。」
三浦の腕をつかみ、後ろで拘束した。
三「離してください!何でこんなことを!」
三浦は何故自分がこんな状況になっているのかわからないというようにそう鈴に向かって叫んだ。
それを聞いて、
鈴「私達が気づいていないとでも思いですか?」
鈴はフッとバカにした笑みを浮かべそう言った。
三「なっ?何を言っているんですか?!」
それでもまだそう言う三浦に、
悠「すべてが不自然なんですよ。」
次は悠がそう声をかけた。
そして、
悠「確かに山里さんはあまり経営に関しての勘はよろしくないでしょう。ですが、する策する策がすべて裏目に出るなんておかしいでしょう。それで今までどんなことをしたのかちゃんと調べさせてもらいました。その結果プロの人の判断も『良くはならないだろうが、悪くはならないはずだ。』とのことでした。」
続けてそう言った。
それを聞いて、
雅「!そ、それはどういうことだ?」
雅は驚き、悠を凝視しながらそう聞いた。
悠「簡単に言うと、策を邪魔していた人がいたという事ですよ。」
悠がそう答えた後、
雅「まさか・・・。」
雅は信じられないという様に三浦を見た。
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