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そして続けて、
鈴「カギをかけて厳重におさめておけば大丈夫とでも思っていた様ですが甘い考えですよ。」
鈴もフッと笑いながらそう言った。
そんな2人に、
三「ど、どうやってあれを・・・。」
顔が青ざめ、震える声でなんとか声を絞り出してそう聞く三浦。
それに、
悠・鈴『それは企業秘密ですよ。』
2人は口を揃え、嫌味な笑みを浮かべてそう答えた。
が、実際は、
悠(あれくれたの先生なんですよね。)
鈴(私達あれの入手方法知らないんですよね。)
悠と鈴は冬慈から受け取った資料を使っているだけのため、冬慈がそれらをどうやって手にいれたのか知らないのだった。
が、わざわざそれを知らせる必要などないだろうと2人は『秘密』ということにした。
答えを聞いた三浦は、
三「バカにしやがって!」
そう叫び、拘束を逃れようと再び暴れた。
でも暴れたところで、
鈴「暴れても無駄なんですから。大人しくしてください。」
拘束する鈴の力が弱まるはずもなく、むしろ強さをました。
それでもなお暴れることを止めない三浦。
そんな三浦を、
雅「・・・バカにしているのはどっちだ!」
渡した資料を一通り見終えた雅が憎しみのこもった目でにらみながらそう言って立ち上がった。
そして、
ドカ!ドカ!
雅はそのまま三浦の所へ来るとそのまま三浦の胸倉を掴み、
ガンッ!
勢いそのまま思い切り、三浦の顔を殴った。
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