・依頼完了

3/54
前へ
/864ページ
次へ
希有に声をかけられた友子は、 友「あっ、そ、そうね。ごめんなさい。」 はっと我に返り、絢子から離れてそう言った。 そんな友子に、 鈴「先にお話されても大丈夫ですよ。」 悠「私達の話は後でも全然大丈夫なので。」 鈴と悠がそう笑顔で言ったが、 友「いえ、あとでゆっくり話をします。今、話を始めたらお2人をすごくお待たせしてしまうことになると思いますので。」 友子は首を横に振りながらそう返した。 その横では絢子も友子に同意する様に頷いていた。 悠「そうですか。では、先に話をさせてもらいます。あそこの机をお借りしても良いですか?」 悠はそう言って部屋の隅に立てかけてある机を指差した。 希「えぇ、大丈夫です。」 悠「ありがとうございます。鈴、準備をお願いします。私は話をしますから。」 悠は希有に礼を言って後、鈴に指示をし希有たちの方を向いた。 そして、 悠「では話を始めさせてもらいます。今回、私達に依頼をしてきたのは光希くんが最初でしたが、私達が正規に受けたのはその次に依頼をしてきた律樹くんです。ですが、今回の依頼はいろいろあり、特殊だったため依頼人は律樹くんですが、関わってもらった皆さん集まっていただきました。」 と話を始めた。
/864ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4188人が本棚に入れています
本棚に追加