4188人が本棚に入れています
本棚に追加
希「こんなに・・・。」
資料の量に驚く希有。
そんな希有に、
鈴「はい。それと訂正です。さっきすべてと言いましたが他にもあります。が、それはこの中に入っています。」
鈴は申し訳なさそうにそう言った後、USBを希有に前に置いた。
その際鈴はチラリと悠を見た。その視線は、
鈴(何をしているんですか。)
と言いたげな呆れまじりのものだった。
それを受け、
悠「!すいません。紙としてある資料はここにあるものがすべてというつもりだったので。」
悠はすぐにそう謝罪した。
希「いえ、謝らないでください。気にしてませんから。それよりもただただ量の多さに驚いているだけです。」
希有はそう言って1番上にある資料を手に取った。
そんな希有を見て、
鈴「これらは・・・。」
鈴が希有がもっている資料の説明を始めた。
それを横目に、
悠「希有さんの隣にあるのが友子さんに関わる資料。さらにその隣にあるのが絢子さんに関わる資料です。2人の資料もこれがすべてではありません。同じようにUSBに入っています。」
悠は友子と絢子に説明をし始めた。
友「・・・これ見ても大丈夫ですか?」
悠「もちろんです。」
悠は友子の問いに即答した。
それに友子と絢子は顔を見合わせた後、頷きあって資料を手に取った。
最初のコメントを投稿しよう!