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それを見て、
希「頭なんて下げないでください。」
友「そうです。頭を下げてもらわなくても協力しますよ。」
希有と友子がそう言って悠の顔を上げさせた。
悠が顔を上げたところで、
絢「あなた達には感謝してもしきれないほど感謝しているんです。このくらいの協力は当然させてもらいます。」
絢子もそう言った。
悠「ありがとうございます。」
悠がそうお礼を言った後、希有たちは書類に手を伸ばし記入を始めた。
それから約10分後。
希「終わりました。」
希有が1番に書き終わりそう言って悠に書類を渡した。
それから間をあけず、友子と絢子も書き終わった。
そして3人から書類を受け取り、
悠「では確認させていただきますね。」
悠はそう言って書類の確認を始めた。
悠が確認している間、
鈴「悠が確認している間に。書類を見て何か疑問に思ったこと等はありませんか?」
鈴がそう3人に聞いた。
すると、
希「私は書類についての質問は良いです。細かく説明してあって、わかりやすかったので。」
希有がそう答えた。
横では友子と絢子も同意するように頷いていた。
それを見て、
鈴「そうですか。それならよかったです。」
鈴がそう言った所で、
希「ですが1つだけ聞きたいことがあります。・・・お金のことです。」
希有がそう聞いてきた。
それに対し、
鈴(やっぱりそこ聞かれますよね。)
鈴は心の中でそう思いながら苦笑を浮かべた後、
鈴「・・・私達は希有さん達にお金をもらうつもりはありません。」
少し間を空け、鈴はきっぱりとそう答えた。
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