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それに気付き、
悠「何かすっきりしない顔してますね。まぁ、予想はついてますよ。さっき大人しく引き下がった希有さん達の事ですよ。」
鈴「えぇ。多分・・・いや絶対に私が請求するよりも多くのお金を払うと思うんですよね。」
悠「そうですね。あの様子だと確実ですね。」
悠はニコニコと笑みを浮かべながらそう言った。
そんな悠を見て、
鈴「・・・気持ち悪い顔しないでください。というか何でそんなにニコニコしてるんですか?」
鈴が怪訝そうな顔をした。
悠「失礼ですね。別にニコニコしているわけじゃありません。お金を多く渡された時の対処法が浮かんだだけです。」
悠は鈴の言葉にムッとしながらそう返した。
鈴「対処法?」
悠「はい。」
悠は返事した後、鈴の耳元で対処法を話した。
その方法を聞いて、
鈴「あぁ、なるほど。」
鈴はそう頷いた。
それを見て、
悠「いい案でしょう。」
悠が自信満々の笑みを浮かべてそう言った。
そんな悠に、
鈴「・・・そうですね。」
鈴は頷いたものの、
鈴(そんなにうまくいくとは思えないんですけど・・・まぁ、とりあえず先生にしかられる結果にだけはならないでください。)
と心の中で不安を感じていた。
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