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悠「そうですか。それならよかったです。」
高木の返答を聞いて悠がそう言った後、
鈴「希有さん達はどこかへ行かれたんですか?」
病室を見渡して病室にいるのが律樹と光希、高木だけで希有達がいないことに気付いた鈴がそう3人に聞いた。
すると、
光「潤平が来てすぐに自分達は話が聞けないなら邪魔になるから一旦家へ帰ると言っていました。」
と、光希が答えた。
鈴「そうなんですか。申し訳ないことしましたね。」
悠「本当に。」
鈴が一旦家へ戻り、また戻ってくるであろう希有達のことを考え、申し訳ない気持ちで悠と鈴がそう言った。
光「気にしないでください。もともと僕が今からする話を両親達に聞かれたくなかったからなんですから。」
光希はそう悠と鈴に向けて言った後、
光「それよりも話を始めましょうよ。潤平も来たことですし。」
続けてそう言った。
悠「そうですね。ではさっそくですが話を始めましょう。」
悠は光希の言葉に頷き、そう言って話を始めた。
悠「希有さん達に部屋を出ていてもらうことにしていたのは光希くんの要望をかなえるためです。光希くんの口からはっきりとあの人のことは言わないでほしいと言われたので。そして今光希くんに聞きたいのはあの人をどうするかを聞きたいんです。」
悠は光希の方を真剣な顔をして見ながらそう言った。
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