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それに対し、
光「先生のことですね。」
光希は迷うことなく悠の方を見ながら即答した。
悠「はい。あの人はもう学校は自主的にやめるようですがそれだけで許される問題ではないと私達は思っています。」
悠はそこで一旦言葉を切った。
そして光希の横で悠の言葉に頷く律樹と高木を見たあと、
悠「ですがそれはあくまで私達が思っているというだけです。光希くんはどう思っているのか、どうしてほしいのか聞かせてください。」
悠がそう聞くと、
光「何もしなくて大丈夫です。僕は先生のことを恨んだりなんてしてませんから。」
とまたも即答した光希。
そんな光希に、
高「!!お前はバカか光!?」
悠よりも早く高木が光希に向かって『ありえない』というように目を見開き叫んだ。
律「本当だよ。何もしなくて良いなんて・・・殺されかけたんだぞ?」
律樹も高木と同じような表情を浮かべ、光希の発言に唖然としながらそう言った。
そんな2人を見て、
光「それはちゃんとわかってるよ。それより潤平も律もすごい顔になってるよ。」
光希は2人の顔がツボにはまったのか我慢できず笑いながらそう言った。
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