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それからすぐに律樹と高木が資料探しに加わり、悠と鈴も片付けを終えた後手伝いに加わった。
それから数十分。
光「ありがとうございます。もう十分です。」
と光希が満足そうなでも少し疲れた顔をしてそう言った。
そんな光希を見て、
律「大丈夫か?」
心配そうに聞く律樹。
それに対し、
光「大丈夫だよ。字ばっかり見て少し疲れてきただけだよ。」
光希はそう答えた後、
悠「一旦ここで休憩を取りましょう。」
悠が光希の様子を見て休憩を取ることを決めた。
光「そんな大丈夫ですよ。話を続けてください。」
光希が申し訳なさそうにそう言ったが、
鈴「病み上がりなんですから無理してはいけません。まぁ、意識を取り戻してすぐに話をする私達もどうかとは思いますが。あっ、休憩取るからって気にしないでくださいね。休憩の間に私達はこの大量の資料を片付けるので。」
鈴が首を横に振り、資料の山を指差してそう言った。
そして、
鈴「そういえば光希君の残りの資料は私達の方で処分するという事で良いですか?」
肝心なことを聞き忘れていることに気付き、続けてそう確認した。
光「はい、お願いします。で・・・。」
光希は答えた後『どうぞ話を続けてください』と言おうとしたがその前に、
悠「では1時間休憩取りますね。」
悠がそれを遮り、有無を言わせぬ笑みを浮かべてそう言った。
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