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そんな律樹に、
悠「今回確かに色々な事と関わりがあって大変だった様に見えたと思います。実際、大変ではありました。けどそれに以上に今回のことで多くのことを私達は学ぶことができました。」
悠がそう言った後、
鈴「悠の言うとおりです。色々あった事で私達も成長できました。依頼金なんていらないと思うほどに。」
鈴も悠の意見に賛同するように言った。
それに対し、
律「・・・・・・・・・。」
2人の意思が絶対に変わらないという事を感じた律樹はどうしたら良いのかと表情を浮かべ無言でいた。
すると、
光「迷ってるなら悠さんと鈴さんの言う通りにしなよ。僕も失念してた。これから絢子さんと暮らしていくんでしょ。なら今まで貯めてきたお金はそれに使うべきだと僕も思うよ。親達のお金で済むならそうさせてもらいな。もし今の事を伝えたらうちの親は絶対にそうしろって言うはずだよ。ねっ、潤平?」
高「おぅ。俺もそう思う。」
光希と高木がそう光希に声をかけた。
律「・・・わかりました。」
悠と鈴、そして光希と高木からも同じ事を言われ律樹は少し間をあけた後そう言って頷いた。
その律樹の頷きを見て、
悠(やりました!これでさらに怒りをあおることは避けられました!)
鈴(はぁ・・・ハラハラしました。)
心の中で安堵する悠と鈴。
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