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律「そんな・・・。」
それでも何かないかと考える律樹。
その姿を見て、
光「・・・・・・。」
光希は無言で悠達の方を見ると首を横へ振った。
それを見て、
悠(光希君でもだめですか。どうしましょうか。)
悠がそう悩んでいると、
トントン。
鈴が悠の肩を叩き、
鈴「悠、これ忘れてますよ。」
と言ってボイスレコーダーを渡してきた。
それを見て、
悠「あっ!これがありましたね。」
レコーダーの中に録音した内容を思い出した。
律・光・高『??』
いきなり大きな声を出した悠に不思議そうな顔をする3人。
悠「あっ、すいません。律樹君、いいものがありました。昨日録音していたのすっかり忘れていました。」
律「???」
悠の言った『いいもの』が分からず首をかしげる律樹。
そんな律樹に、
悠「聞いたらわかりますよ。」
悠はそう笑顔で言った後、レコーダーの再生ボタンを押した。
律「!!」
それから聞こえてきたのは昨日の悠と雅の会話だった。
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