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律「・・・・・・・・・。」 律樹は無言でレコーダーから聞こえる会話に聞き入っていたが、会話が流れるにつれて目には涙がたまり、再生が終わる頃にはとめどなく涙が流れていた。 そして再生が終わると何とか流れる涙を止め、 律「声が聞けて安心しました。悠さん達の言っていた様に父には光希の許可が降りるまで会いません。」 と笑顔で言った。 そんな律樹に、 悠「はい、酷な事をさせているのはわかっています。ですが、よろしくお願いします。」 と悠が言った後、 光「会うのはダメでも手紙を送るくらいはいいんじゃないですか?」 光希がそう聞いたきた。 その問いに悠と鈴は顔を見合わせた後、 悠「・・・そうですね。律樹君から近況を伝えるないようのものなら良いということにしましょう。」 とまず悠が答え、 鈴「ですがその際必ず光希君が手紙に目を通してください。それと手紙は1ヶ月に一度だけにしてください。」 と鈴が付け加えた。 それに、 律「は、はい!」 まさか手紙が許されると思っていなかった律樹は目を輝かせてそう返事をした。
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