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そんな律樹を見て、
悠「では、そろそろ私達は帰りますね。」
悠がそう言って荷物を持つと、鈴も同じように荷物をすばやく片付け、それを持った。
そして2人は忘れ物がない事を十分に確認した後、病室のドアへと向かった。
ドア前に着くと、
悠「では、失礼します。見送りはここでいいので。これから大変だとは思いますが頑張ってください。影からですが応援しています。」
鈴「無茶しすぎず周りに頼ってくださいね。律樹君の周りには頼りになる人が大勢いますから。」
悠と鈴はそれぞれ律樹にそう声をかけた。
そんな2人に、
律「はい!本当にありがとうございました。」
光「ありがとうございました。律のことは任せてください。」
高「ありがとうございました。この2人の事は俺もしっかり見てます。」
と律樹達は再度、お礼を言った。
そして、
律「お2人もこれからも元気に頑張ってください!私も精一杯頑張ります!周りの人にもちゃんと頼ります!」
と最後に律樹が今まで一番輝いている笑顔でそう言った。
それを見て、
悠・鈴『はい。これからあなた達3人が『納得』できる人生を送れますように。』
と悠と鈴も笑顔でそう言った。
そして言い終わると、病室を後にした。
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