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が、
冬「でも識、お前もそれにのったんだろう。」
識「うっ・・・。」
識は冬慈に図星を指され、目線を外した。
それを見て、
冬「なら同罪だ。」
冬慈はニヤリとそう言って笑ったが、目は全く笑っていなかった。
そんな冬慈に、
槙・識『ひっ・・・。』
槙と識はあまりの恐怖に悲鳴にならない声を上げ、
槙(こ、これはダメだ・・・。)
識(久しぶりに先生ガチ切れかも・・・。)
心の中でブルブルと震えていた。
そんな2人に、
冬「さぁ、始めるか。説教を兼ねた反省会を。」
冬慈は『説教』の部分を強調して言った後、
冬「覚悟しておけ。いちから反省していくからな。成長した部分も見れたが、それ以上にダメな点が多すぎる。3日いや4日は続くと思っておけ。」
冬慈は続けてそう言った。
それを聞いて、
槙・識『・・・・・・・・・。』
自業自得のため、何も言い返すことができず黙る2人。
冬「心配するな。大学を休めとは言わない。ここから行って授業が終わり次第すぐにここへ帰って来い。あと、大学にいても休憩中に反省文を書け。内容は前の日にした反省の内容にそったものだ。」
冬慈はフッと笑みを浮かべてそう言った。
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