・報告兼説教+反省会

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そんな3人のやりとりを台所で湯を沸かしながら聞いていた冬慈は、 冬(やっぱり限界だったか。まぁ、久しぶりにあんだけ説教したからな。わしも少し疲れた。) と思いながら肩を回した。 そうしていると、 シュー! という音がして湯が沸いた。 それをカップへ注ぎながら、 冬(さて、『黒煙屋』のことを話すとは言っておいたが、あいつら絶対に忘れてるだろうな。思い出すまでほっとくか。話すと言ってもそんなに話す事ないしな。どうするか。) と考えながら入れたコーヒーを持って3人の所へ戻った。 戻ると、すごい勢いでシュークリームを食べている識と、満腹なのか満足そうな顔をしている槙がいた。 それを見て、 冬「相変わらず識の甘いものを食べる勢いはすごいな。」 冬慈はおかしそうに笑いながらそれぞれの前にカップを置いた。 それに気付き、 槙「あっ、ありがとうございます。」 槙はそうお礼を言い、 識「ふぁびがごうごがいやす。」 識も口にシュークリームを頬張ったままお礼を言った。 清「やっぱり多めに買ってきて正解だったわね。冬ちゃんもいかが?」 冬「わしはいらん。お前達で食べきれ。」 清「そう。じゃあ、いただくわね。って言っても私は1つで良いからあとは槙ちゃんと識ちゃんで食べて頂戴。あまったら持って帰っていいから。」 清美は自分の分のシュークリームを1つ取った後、箱を槙と識の目の前に置きそう言った。
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