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そんな槙に対し、
識「あー!!ダメだ!それは俺のだ!」
自分のシュークリームを取られて取り返そうとする識。
黒「いやいや十分食っただろう。それ以上食うと病気になるぞ。ってことでこれは俺がもらっていく。」
黒堂はそう言って取り返そうとする識をかわすとさっさと部屋の入り口へ行き、
黒「次に敵として会うときには『先生』に頼らなくても良いようにしっかり訓練しとけよ。」
と黒堂を追いかけようとする識を押さえ込んでいる槙の方を向いて言い、
黒「それと今回のことでまだまだあんたには勝てないとわかった。が、いつか絶対にあんたに勝ってみせるからな。」
と冬慈に言った後部屋を出て行った。
黒堂がいなくなって、
冬「いつかか。まぁ、そんな日はこないな。」
冬慈が楽しそうに笑いながら、だが本気でそう言った。
そんな冬慈に対し、
槙「こないですよ!先生を越えていいのは俺達だけですから!」
黒堂にいいたい放題いわれ、自分が言い返す前に帰って行った黒堂に対し、怒りでいっぱいの槙がそう言った。
そんな槙に、
冬「はははは。威勢だけはいいな。まぁ、俺を越えたいのならまずはあいつより上にいかないと話にならないぞ。」
冬慈は笑いが耐えられないと言う様に大笑いしながらそう言った。
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