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依頼解決から約1ヵ月後。
槙「おい識!仕事も学校もないからっていつまで寝てるんだ!」
まだ新規の依頼もなく、土曜日で学校も休みのため家にいる2人。
識「ふ、ふわぁ~~。いいじゃんか、何もない日くらい寝たって。」
槙「それにしても寝すぎだ。もう2時だぞ。」
槙は呆れたようにそう言った後、怒鳴ってもまだ寝ようとする識の布団を引っぺがした。
識「あぁ!返してよ!」
槙「返してじゃない!起きろって言ってるんだ!」
槙はそう言って引っぺがした布団を自分の布団の上に置いた。
識「いやだ!今日は寝て過ごすって決めて・・・・・・。」
識がそこまで言った所で、
♪♪~♪~
仕事用の悠の携帯の着信音が聞こえてきた。
槙「・・・俺の方だな。」
槙はそう言うと、
槙「さっさと起きろよ!」
と念を押すようにそう言った後、急いで電話を取りに言った。
そして携帯を手に取った槙はすぐに画面を確認した。
するとそこには、
『平橋希有』
と、希有の名前が表示されていた。
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