議題その2

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スマホを生徒会室に忘れて来たので戻ってみると、何やら考え込んでいる副会長がそこにはいた。 ボク 「副会長まだ、いたんですか」 副会長 「なにか用かしら。ここは私の私室なのだけれど」 ボク 「ここは生徒会室です。私室じゃないです」 副会長 「あらそう」 副会長はちょっと怖いです。 何考えてんのかさっぱり分かんないので。 とにかく、とりあえず一刻も早くスマホを救出して、ここから去らねば。 副会長 「ねえ」 声掛けられた♪しかも無表情♪ なんでしょうと、スマホを捜しながらボクは答えた。 副会長 「相談があるの」 なに? 予想外だった。こんなボクに相談とは。ここは聞いて、少しでもトゲがなくなってくれれば、それはとっても嬉しいなって。 ボク 「いいですよ。それで、相談って?」 副会長はスッとスマホを取り出す。 副会長 「なんとなく、このスマホを叩き割りたいのだけど、どうすればいいと思う?」 ボク 「大いに止めた方が良いと思います。というかそれ、ボクのスマホです」 副会長 「そう。残念ね。じゃあへし折りましょう」 ボク 「え!?なんで!?」 その後 ボクのスマホはなんとか助かりました。
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