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さて、現実を受け止めたところで朝食タイム。
俺刀だからかな?お腹が全く減らない。これがホントの朝食なくて超ショック(゜◇゜)ガーン。
はい、すみません。朝から血圧高くてすみません。キッドは俺を向かい側の席に俺を置きたのしいたのしい会話の始まり始まり。
「キッド両親は?」
「母死亡。父殺す。」
はい、終了。「なんかゴメン。」「いいよ。気にしてないから。」
一気に朝食が重くなってしまった。俺は空気を読んで自粛。
全然気にしていないのかキッドの口からぽつりぽつり言葉が紡がれてくる。
その内容をまとめてみる。
10年ほど前父親と母親とキッドは仲良く暮らしていました。 ある日隣の町まで買い物をする必要があった父親は、キッドと一緒に買い物にいきました。そして、母親は留守番することなりました。
キッドが父親と買い物しているとき、母親が留守番している家に大変なことが起こっていました。
家に強盗が入ってきたのです。強盗は、母親を殺して金目のものを盗んでいきました。
キッドが帰ってきた時には、もう・・・。
それからというもの。父親は狂ったように研究をするようになったらしい。毎日遅くまで実験室にこもり何かをするようになった。
父親が研究していたものそれは「蘇生魔術」。その魔法は禁術だ。その魔法を行使した者は、重罪に掛けられるそうだ。
ある日研究室から出てきた。
彼は、街にフラフラ出て行った。
そして事件は起きた。戦略級魔法を使った。街を一瞬で壊滅させた。たった一人で・・・
後でわかったことだが、父親は亡くした妻を生きかえらせたかったらしい。数万人の犠牲を払ってでも・・・
まだまだ続きはあるのだが今日の話は終わった。そして、父方の祖父に引き取られた。そこで、昔話は終わった。
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