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サクラ「でも、お仕事で最近あんまり会えないし…寂しいよ
小狼は寂しくない?」
小狼「寂しいよ…でも遺跡発掘は俺と父さんの…」
サクラ「うん分かってる大事な夢だよね」
ナレ「そうは言ってるがやはり寂しいのかうつ向くサクラ」
サクラ「分かってるけどでも…やっぱり会いたくなるの、お城のお部屋で夜寝る時いつも考えてる小狼何してるかなって私のことちょっとでも考えてくれるかなって」
小狼「…考えてるよ、どうしてるのかなっておれも考えてる」
サクラ「あのね…わたし…えっと小狼にね、言いたい事があるの」
小狼「?なんだ」
サクラ「あの、あのねわたし小狼のこと…」
ナレ「突然鐘が鳴り響きいい雰囲気の二人を驚いてしまった」
小狼「お城の鐘だ、もう夕刻なんだな」
サクラ「…」
小狼「だ、大丈夫か?」
サクラ「うーび、びっくりしただけ、なんかお城の鐘で兄様に邪魔された気がするー」
小狼「?何が邪魔だって?」
サクラ「鐘がなったから戻らなきゃ」
小狼「送ってくよ」
サクラ「早くしないと兄様がここまで来ちゃうそれに小狼お仕事で疲れてるもん大丈夫ひとりで帰れるよ、この国は素敵な人達ばかりだから」
小狼「本当にそうだな、父さんと一緒に色んな国を巡ったけどこんな平穏な国は他にはないよ」
サクラ「ありがとう、あの、あのねさっきの…言いたいこと次に会った時に言うね」
小狼「あ、うん」
サクラ「絶対言うから待っててね」
ナレ「サクラ姫の思いは小狼には伝わってない、さてどうなるんだろう」
村人1「あっ姫様だ」
村人2「おやお姫様こんにちは」
サクラ「こんにちは」
村人2「顔赤いね」
サクラ「なんでもないの!」
村人1「姫様、リンゴ持ってくかい?」
サクラ「ありがとう!
おいしそう」
小狼「こんな気持ちになるのはまずいよね父さんいくら幼なじみだって相手はお姫様なんだから」
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