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俺の朝は修業と共にやってくる。
最初は座禅を組み、次にストレッチ。そして圧腿。
しばらく圧腿をした後は素振りを行う。
最後は再び座禅を組む。
本当はもう少し他のもしたいが、何せ俺は学生であり時間が足りない。
だから朝はこれで我慢する。
……色々なことを教えてくれた師匠は数年前に突然と姿を消したが、残りの修業方法を記してくれた。
だが、今になってはその記されたボロボロのノートを開くことはない。
別に他の修業をしているわけじゃない。
記された修業方法を全て覚えてしまったのだ。
そして今俺は座禅を終らせ、近くに置いてある時計見る。
時刻は七時半ちょい。
………朝食を取るとしよう。
けして、一時間ほど前から腹が減っていたわけではない。
朝食を取るにはちょうど良い時間だからだ。
俺は見苦しい言い訳に鬱になりなから台所に移動し、料理をすることにした。
冷凍食品とサランラップに包まれたご飯を電子レンジで温め、その間にカップに味噌汁の具、味噌 を入れ、お湯を注ぐ。
これは所謂インスタント味噌汁である。
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