12話

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結果、生徒会ズみーんな1位とった。もう面倒だから割愛だ。 「楪!みてたか!?」 「あー、うん。見てた見てた会長」 「…」 「なんだよ。」 「前は呼び捨てだったろ。なんで会長呼びなんだよ…」 「…学校の連中がいるから。二人の時は呼び捨てで呼ぶよ。」 「……ならいいが…」 なんだか納得行かないような海臣の顔。つか、終わった途端すぐこっち来るってどんなんだよ。 「かいちょ~」 「やっぱここか」 「あ、双子っち」 「鬼城君~、さっきのリレー見た見た?」 「ま、当然だがな」 「うん、ちゃんと見てた」 「わーい、うれしい!」 「惚れた?」 扇の色っぽいニヤリとした顔がなんか恥ずかしくて、バシバシ叩いてしまった。 「惚れるか!いいから海臣先輩連れてって。」 「あ、そうそう。会長連れ戻しに来たんだけどー。」 「おい、バ会長。サボってんなよ。じゃあな鬼城。また」 「あ、……はーい…」 思いつめた顔をしたまま連行された海臣。まあ、どうせ同室だし。 それに、アイツのこともあるしなー… いまのもどっかで見てんだろーけど…。悪趣味な奴だ。 ……はあ。やっぱり銀の記憶解放するんじゃなかったな。 「楪?どうしたの?」 違う競技から帰って来た澪に、心配そうな顔で覗き込まれた。 「いや、何でもない。」 「そう?……ならいいけど。」 …可愛いなぁ…本当に。これが男の子ですか?女の子の間違いじゃ!? 俺なんかこんな…平凡な顔で…。特徴といったらスカイブルーの瞳しかねーし……。 「そういえば、次の種目、楪でるんだよね?」 「次ってなんだっけ?」 「えーと……障害物リレーじゃなかったかな?」 あー……確かにそんなのに参加決めたっけな……。 「おけ…じゃあ行ってくる」 「応援してるからね!」 澪の可愛いスマイルがズバキューン!と心にひびいた。 まじで可愛すぎだぞあの小悪魔。 そして楪が行ったあと、 「で、いつまで悶えてるのかな?ガチムチ君たちは。僕の笑顔は…楪だけのなんだけど?」 ガチムチ「「「「…ガクブルガクブル……!!!!」」」」 可愛く笑いながらも、先ほどまでは萌えてたガチムチ達は氷点下ほどのブラックスマイルに見えたそうだ。 .
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