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「マリンは、サスケの横に座っとけ!ったく、ナルトのやつはどこ行ったんだ!」
『「そりゃ、あそこでしょ」』
マリンとマリンが口寄せした白い狼、瑛(よう)は口を揃えて言った。マリンと瑛が見た方向には、火影岩にラクガキをしている少年がいる。
「ナルトォ!今あいつをつれてくるから、それまでお前らは自習だ!」
「は~い」
生徒はとても嬉しそうに返事をした。
イルカが慌ただしく教室を出て行った後、マリンは席に座り、静かに本を読み始めた。
その本は忍術についての本だ。
「万華鏡写輪眼か……瑛はどう思う?」
『そもそも写輪眼は一族の中のごく一部のやつしか開眼しない。お前の場合あいつに術をかけられているからな。例えばうちはイタチだな。』
「イタチ…さんか。私は写輪眼あまり好きじゃないかも。」
『まぁ、そのうち慣れればいいんじゃないか?』
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