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身長百七十センチだという咲崎はスタイルが良い。色白で、膝上までスカートで隠れる足も文句なしに良いと男子の間で話題に上った事もある。小森が連れて来た場所は元カノとよく来たギャルショップという所だ。着替えてくれるならどこでもよかった。
すると咲崎は「こういう所、初めて」と楽しそうに服を選んでいた。別に喜ばそうとしたわけじゃないが、小森はほっと胸を撫で下ろす。そして試着した咲崎を見た時、思わず息を呑んだ。吃りそうになり軽く咳払いをする。
「似合ってんじゃん」
「そう、かな」
初めて照れた顔を見せる咲崎は満更でもなさそうに鏡に映る自分を見つめる。ショートパンツに人気のトップスはとても似合っていた。
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