第1章

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服を着ている。靴も履いている。四肢もきちんとある。 この特徴は紛れもなく人間だ。 そう気付いた時、嗚咽がした。 あの胃液が上がってくる気持ち悪い感覚 「うぇ……」 さっき食べた物が出てきそうだ。 この時気付いた。 この夢は 俺が 施設を出る直前にみた。 そして施設を逃走するきっかけとなったものだ。 しかし… 夢はここで終わらなかった。
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