第1章

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「うぁぁぁぁ!!!」 バッと上半身を起こす。 目の前にさっきの生物はいない。 夢から覚めたんだ。 そう気付いて辺りを見回す。 (施設?…ではない) 見たこともない部屋だ。 木の良い香りが心を落ち着かせてくれる。 横には花瓶に添えられた花が綺麗にさいている 窓の外には森がおいしげっている ドタドタドタ 階段を誰かが登ってくる音がする。 ガン!! ドアが勢いよく開かれる。 「大きな声が聞こえたけど大丈夫?!」 と言って1人の女の子が入ってきた。 髪型がポニーテールな為少し大人びて見えるが 話し方や身長をみると自分より3つほど下にみえる 「あぁ…大丈夫!この包帯は君がしてくれたの?とにかくありがとう」 「あぁ!それはお父さんがやったの!それよりあなたの名前は?」 そぉ言えば名前を名乗るのを忘れていた。 「俺は煉!君の名前は?」
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