第2話 静かなり終わりと恐怖の開幕 後編

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結城「オレは君を、桃香と広戸達の未来を護る。だからオレに剣を教えてくれ、オレの大好きな仲間の未来を助けたいんだ。」オレは桃香にお願いをした、平和だった日常が壊されてたまらなかった。すると桃香はオレを観た 桃香「解りました、貴男に剣を教えましょう。ですが一度決めたからには後戻りは出来ませんよ?」と顔を近付かせてくる。 結城「後戻りはしない。オレは家族と仲間を愛するから護るんだ。桃香にも仲間が入るだろ。」そう言った途端、桃香は涙をこらえている 桃香「結城、その仲間とは私も入ってるのか」涙が流れ床に落ちる。オレは桃香を優しく抱き寄せ頭を撫でる 結城「ああ、入ってるよ。だから思い切り泣いてくれ。今は此しかできないが未来を掴み取れたらみんなで笑って行こう。」そんな時魔物らしき生物が屋上に降り立つ。 魔物「ヴゥゥ!」目が黄色く爪は鋭く尖っていて背中から翼が生えている、その魔物がオレにめがけて攻撃を仕掛けてくる。するとオレの手が刀を持ち鞘から抜き切りかかる。魔物の頬に切り傷が出来た 結城「オレの手が勝手に動いたんじゃない。オレ自身が遣ったのか?」オレは最初は怖かったが今のオレには武器がある。だが技とかはまだ知らない。すると桃香は鞭を出した。 桃香「その刀は雷切斬刀、日本刀よ。貴方専用の武器になったわ。技名は、千鳥烈風斬。雷属性の千鳥と風属性の烈風斬が貴男に力を渡したそうだから唱えて」 結城「解った。我が刀よ我に力を与え、我に技を与えてくれ!千鳥烈風斬!」オレは桃香に教えられたよう唱えた、すると回転切りをした際に竜巻が起こり魔物を消滅した。 桃香「凄い。貴方にあえて良かった。ありがとう、結城君」すると桃香はオレの頭を撫でた。オレは恥ずかしかったが今回は嬉しかった。 結城「あのさ、頭を撫でるの恥ずかしいんだ。はっ今何時だ!」オレは携帯を開いた、もう10時に成っていた。オレと桃香はクラスに戻った
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