lesson 2 キャンプ、涙、小妖精 その①

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キャスリーン「あらあら、どこから聴こえてくる雑音でしょう?」 トリシア「もう怒った!今日こ―」(『そ、決着つけてやる』と言いかけて) レン「わっ!よしなって!キャスリーンも!ほら、立って!」冷や汗をかくレン キャスリーン「仕方ありませんね。ここはレンの顔を立てることにしましょう。」 やれやれとばかりに岩から立つ トリシア「話はまだ終わってないんだから!」 キャスリーン「歩けだの、待てだの、どちらかにしてほしいですわね。」ふんと鼻で笑う。 レン「……この班、変えてほしいなぁ」 アンリ「ずいぶん、遅かったね?」 トリシア「コイツのせいです!」キャスリーン「この女のせいですわ!」 同時にお互いに対して指をさす二人。 レン「先生、班、変えてくださいよ~。」泣きつくレン。 アンリ「それは無理だね。」 アンリ「さて、君たちの班の課題は 探知の魔法を行使し、僕が隠しておいたルーンの石を探すことだ。 夕方までにだよ。」 トリシア「はい!頑張ります!」 トリシア「ほら、ふたりとも!きびきび動きなさい!」 あこがれの先生の前ではとたんに元気になるトリシア。
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