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キャスリーン「あらあら、どこから聴こえてくる雑音でしょう?」
トリシア「もう怒った!今日こ―」(『そ、決着つけてやる』と言いかけて)
レン「わっ!よしなって!キャスリーンも!ほら、立って!」冷や汗をかくレン
キャスリーン「仕方ありませんね。ここはレンの顔を立てることにしましょう。」
やれやれとばかりに岩から立つ
トリシア「話はまだ終わってないんだから!」
キャスリーン「歩けだの、待てだの、どちらかにしてほしいですわね。」ふんと鼻で笑う。
レン「……この班、変えてほしいなぁ」
アンリ「ずいぶん、遅かったね?」
トリシア「コイツのせいです!」キャスリーン「この女のせいですわ!」
同時にお互いに対して指をさす二人。
レン「先生、班、変えてくださいよ~。」泣きつくレン。
アンリ「それは無理だね。」
アンリ「さて、君たちの班の課題は
探知の魔法を行使し、僕が隠しておいたルーンの石を探すことだ。
夕方までにだよ。」
トリシア「はい!頑張ります!」
トリシア「ほら、ふたりとも!きびきび動きなさい!」
あこがれの先生の前ではとたんに元気になるトリシア。
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