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がさがさと茂みをかき分けていった後に、
トリシア「あーっ、いた!」
そこにはうずくまっている小さなこどもがいた。
おおきさは7~8歳くらいの子供に見えるが、ただ、
背中にはチョウのような羽が。
トリシア「小…妖精?」
山猫「フーっ」枝をわたって、今にも小妖精に襲いかかろうとしている。
トリシアM(危ない!)とっさに妖精に呼びかけ、電撃の魔法を山猫に浴びせた
―つもりが、大きくはずれ、キャスリーンの足元に落ちた。
キャスリーン「ヒィッ!!」
山猫はその音で逃げたらしい、びっくりした表情で小妖精はトリシアを見つめる。
小妖精「助ケテ…クレタノ、アナタ?」
トリシアM(わ、私の言ってること、分かった?)
小妖精「ウン。アリガト。」
小妖精はトリシアのあたりを飛んだ。
小妖精「ツイテ来テ。オ礼スル」
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