lesson 2 キャンプ、涙、小妖精 その①

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がさがさと茂みをかき分けていった後に、 トリシア「あーっ、いた!」 そこにはうずくまっている小さなこどもがいた。 おおきさは7~8歳くらいの子供に見えるが、ただ、 背中にはチョウのような羽が。 トリシア「小…妖精?」 山猫「フーっ」枝をわたって、今にも小妖精に襲いかかろうとしている。 トリシアM(危ない!)とっさに妖精に呼びかけ、電撃の魔法を山猫に浴びせた    ―つもりが、大きくはずれ、キャスリーンの足元に落ちた。 キャスリーン「ヒィッ!!」 山猫はその音で逃げたらしい、びっくりした表情で小妖精はトリシアを見つめる。 小妖精「助ケテ…クレタノ、アナタ?」 トリシアM(わ、私の言ってること、分かった?) 小妖精「ウン。アリガト。」 小妖精はトリシアのあたりを飛んだ。    小妖精「ツイテ来テ。オ礼スル」
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