3月の…

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「おーいマコト~」 そう言えばまだ俺の名前を紹介していなかった 俺の名前は伊渚真(いざなぎまこと) これでいざなぎと読ませているらしい 「おーい探したよ~」 そう言いながらこっちに歩いてくるのは、 俺の友達、谷高輝(やたかあきら)だ 「いやーやっといつものメンバーがそろったねー」 と谷高がしみじみ言った 「あぁそうだな」「…そう言えばさぁ前から気になってたんだけどさぁ~」 と俺は、二人(主に谷高)に質問をぶつけてみた 「ん~」 「おっ?どうかしたか?」 「いや将人お前は別にいい、どーせ分かんないだろ?」 と馬鹿にしながら言った 「いーから言ってみ」 「…いや、なここの学校って私立じゃん?」「だったらさ合格通知が学校に送られてくるのが普通じゃね?」 「あ~確かにそうかもな~」 アホみたいな顔で将人が言う 「…やっぱお前知らねーじゃん」 敵意丸出しで言ってみた 「いやいやフツー知らないだろ?」 将人は顔の前で手を横に振りながら言った 「あれっ?知らないの?」 輝が驚いた様に言った 「え…お前知ってんの?」 将人が疑う様に聞く 「いや~結構有名な話だと思ってたけどな~」 輝が得意げに言う 「勿体ぶらずに教えてくれよ~」 将人が言う 「うん、この学校の校長は結構変わってる人らしくね、色々とその場の乗りで決めたりする人なんだってさ」 「試験の結果をこうして貼り出すのも雰囲気が出るからだってさ」 と意外な情報をサラッと言った 「おいおいマジかよ…」 何だかこの学校で良かったのか不安になってきた、 だがもう来るとこまで来てしまっている、後戻りはできない 軽い不安を抱えつつ、試験結果が貼り出されるのを今か今かと待ち続ける、
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