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どーも、高2で生徒会長の阪野大輝(さかのだいき)でっす
今からは、取り敢えず俺の視点で話が進んでいくぞー
いつ視点が変わるかは、作者の気分だってさ
だから、それまで俺で我慢してくれよ?
んじゃ、スタート!
『ただいまより、入学式を始めます。始めに理事長からのお話です』
今日は体育館で、ニュー1年生を迎える日なんだけど…
(なっげええぇ!ふざけんな、たかが禿げの理事長の話に、どんだけ時間かけてんだよ!)
地獄みたいなスピーチを聞き始めて、もう30分
いい加減、イライラしてくる気持ちが強くなってきた
他の生徒達も理事長に殺気を向け始めてるし
(この後に、俺がスピーチするってのに…てか、校長も入学式無視して、バカンス行ってんじゃねーよ!)
「それで君たちはですねぇー、大事な人を見つけるためにぃー、この学校に居るのですぅー」
理事長の喋り方って、語尾伸ばすからニューハーフっぽi…や、すんません
あまりにイラついてたから、ちょっとな
「だからですねぇー…え?ちょ、困りますぅっ…話はまだあるんですよおぉおー…」
お、生徒指導の先生が理事長連れてった…
うし、やっと俺の出番だな
この俺の、生徒会長としての真面目っぷりをみせてやんよ
『次は、生徒会長からのお話です☆』
ん?おい、今の星は何なんだよw
まぁ良いけど…w
「どうも、生徒会長の阪野大輝です」
真面目に真面目にっと…
「今日から皆さんは、この学校で…えーと…」
ハイきた、これが噂のド忘れってやつだな?
まぁ、うん、想定内だわ
多分忘れるだろうなって思ってたし
やっぱ、いつもみたいにやりますか
「あー、なんだっけな…ま、いっか。生徒の皆!皆は何でこの学校に入学してきた?」
あー、皆俺を見てる
何だろ、超楽しいんですけどw
「部活目当て?学力目当て?それとも制服か?」
「―俺は、好きな子を見つけるために入学した!」
我ながら変態発言だよなー
でも、事実だから☆
「皆は知ってるよな?この学校は、チャットみたいに嫁や旦那が作れるってことを。そこでだ!」
思いっきり息を吸ってー
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