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13歳
私はフィギュアスケートを習っていた。
学校の後、電車で通い、帰りは最終。
それでも毎日のように没頭してた。
6月のある日、
学校で嫌なことがあった私は、初めてスケートをサボって
1人公園でボーッとしてた。時間ははっきりわからないけど暗くなっていた。
「もぅ遅いよ。」
その声に、私はハッとして振り返った。
暗くてよく見えなかったけど、少し大人な感じの男の人がいて、ニコッと笑いかけた。
何も答えずに黙っていると、その人はいきなり私の腕を掴み、芝生の上に押し倒してきた。
私は怖くて、何が何だかわからないまま…
…レイプされた。
これが、私の初体験だった。
どれくらい時間がたったのだろぉ…
訳もわからないまま汚れた制服のままフラフラと先輩の家まで歩いてた。
玄関を開けてくれた先輩は私に何か言っていた。
私はただ涙があふれるだけだった。
何も考えず、
何も食べず、
学校へ行って、スケート行って、気をまぎらわせてた。
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