*初彼*

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先輩が出てきて少しすると、2台の車と、バイクが勢いよく近づいてきた。 「早かったね。」 そう言って車から降りてきたのは、 モデル顔負けのスタイル 整った顔 綺麗な押さえぎみな茶髪の女の人。 「初めまして!麗よ。 魅(みぃ)ちゃん?」 そう言って私に顔を除きこんだ。 麗さんは、先輩の幼馴染みで、この後も私をよく可愛がってくれた。 麗さんに魅とれていると、もう一台の車と、バイクから男の人が3人降りてきた。 先輩が私を紹介してくれた。 車から降りてきたのは、 先輩の彼氏、翔さん。 バイクから降りてきたのは、私の5歳上の克己先輩と晃先輩。 「君が魅?小さいなぁ」 と、頭をポンポンしてきた。克己先輩… 中学生の私は、 5歳の年の差を凄く大きく感じた。 それから先輩達と遊ぶのが楽しくなって、 頻繁に遊びに行くようになった。 今思えば、煙草、バイク、色々な遊びはこのときに覚えたんだろぅ… 何もかもが楽しくて、年下の私は新鮮な毎日を過ごしてた。
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