*初彼*

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学校もつまらない 退屈な毎日が変わった。 一緒にバイクに乗った。 「寂しい。」と言えば 遠くても来てくれた。 辛いことも、 嬉しいことも聞いてくれた。 初めて朝を迎えたときは、あの悪夢がフラッシュバックしたけど、優しい笑顔にいつしか忘れていった… 愛してるなんて幼い私にはよくわからなかった。 でも、ただ本当に大好きだった。 今思えば、 愛してたって思える。 ― なのに神様は 私に意地悪だった… ―
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