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ハチャメチャだが、どこか憎めない天性的な物を持ち合わせた如月は、どうやら小春の心にスッと入り込んだようだった。
胸がズキリとした。
俺が女ならどうだ?
絶体絶命の状態の時にいきなりヒーローが現れて、自分を救い出してくれた。
相手がどんな相手だろうと、そのヒーローに心を奪われるのは当然なんじゃないだろうか?
その晩、床に着いてからも、色んなことを考えるせいか、目が冴えて、如月と小春のキスを思い出しだ。
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