如月の彼女として

8/21

501人が本棚に入れています
本棚に追加
/81ページ
「なんかね……凄く、安心したのを覚えてる。今も……安心してる」 そう言った小春は、なぜか肩を震わせて泣いていた。 「痛むのか?」 俺の首筋に頭をひっ付けたまま、首を横に振った。 「ううん。そうじゃない。ごめん。ちょっと情緒不安定なだけ」 「どう言うことだ?」
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

501人が本棚に入れています
本棚に追加