キャンプへ

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柔らかい感触に全身に電流が走った。唇を何度も合わせながら、真っ暗なコテージの床へと縺れながら倒れ込んだ。 俺自身も着ていたTシャツを脱ぎ捨て、もう一度露わになった小春の身体に顔を埋めて、如月に寄って付けられたキスマークにまるで復讐でもするかのように、被り付いていた。 小春の熱い息が何度も聞こえた。 小春への思いが一気に溢れだし、もう、自分自身を止めることが出来なかった。
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