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驚いちゃうよな、部屋の者達も呆れ返って口も聞けずに居るよ…そして今回はどうしたんだい、まあその前に前回七回目から逆算して二回目まで何をしたんだい」
「皆同じ様な事件でパクられているんですよ」
すると中村が
「本当はパンサーなんかじゃなくて、コソ泥じゃないの?」
「何ですか、パンサーですよ…」
「だって一人じゃパンサーは出来ないんだよ」
「解ってるよ…」
この中村は本物のパンサーを大勢知っている…どうも銀ちゃん、偽物パンサーかもな、と中村は言う、銀ちゃんは自己防衛に入って…
「俺は本物のパンサーですよ…」
「そうか、それじゃ銀ちゃんの今回の話を聞かせてくれよ」
「解りました、じゃ説明します…」
「頼むよ、嘘は駄目だよ…」
銀ちゃんの回想…
「平成14年12月7日、深夜に山手線恵比寿駅内回りのホームに獲物を発見した、獲物はホームのベンチにごろ寝をしていた、俺は少々の酒が入っていたけれどここで獲物を見逃す分けには行かない、ピークパンサーのリズムを腹の中で口づさみながら獲物に近づいた、相棒の秋夫が見張り(シキテン)を切った、
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