101人が本棚に入れています
本棚に追加
/579ページ
時々ふとした弾みに考える事がありまして…
今ごろ彼方の世界で何してんねやろーって‥
ダンナの両親共に彼方だし、知り合いも何人かは彼方にいてるから寂しくはないよね…きっと…。
逆にワタシは淋しいんですけどどうしてくれるんですあんさん?…
淋しい心は簡単には満たされない‥
特にいちばん辛いのは秋口かな…
秋~冬にかけての寒い季節って何故か淋しくてつらい…
入院中の病院に見舞いに行く道中でも陽の落ちは早いしすぐ暗くなるでしょ?
そんな時って誰しもが淋しくて人恋しくて物悲しくて自分でもどうすりゃいいのか分からなくなります。
いつも傍に居てるのが当たり前…
空気みたいに落ち着く楽な存在…
嬉しい時は‥一緒に喜び
悲しい時は‥一緒に泣き
腹が立つ時はお互いに怒る
楽しい時は一緒に笑う
時には八つ当たりもする
そんな何でも無い当たり前みたいな平凡な生活がガラッと変わりました。
昨日まではワガママ言って愚痴言って甘えてた‥
暫くしてふと気がつけば‥もう居ません何処にも。
もう《ただいま~》‥は、二度と聞けなくなりました…。
友達とか知人によく云う言葉があるんです
──旦那さん大事にしてね
──家族も大切にね
──彼氏大切にしてしっかり掴まえときなョ。
大切なひとは大事に大事にして悔いがない様に過ごして…と。
いま自分が一番後悔だらけの日々を送ってるから…
──後悔先に立たず…です
大切なひとを失ってはじめて気がつく
だけど気づいた時は既に手遅れ
旦那の偉大さ‥大切さ…そして思うように看病出来なかった後悔…。
優しく接する事が出来なかったりもした。
旦那サンが私の心の中にどれほど入り込んでたのか改めて思い知らされました…
暫くは動けなかったです…
何も手に着かず何をどうすればいいのかさえも解らず一日中呆けてました。
最初のコメントを投稿しよう!