運命の出会い

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 ヤンチャな仁は、研究所で小さな悪戯をしては、所員に叱られていたが、その仁の後には いつも和也が付いていた。  和也は仁よりも 常識があるようだ。  和「仁~、待ってよぅ。あんな事したら、また叱られるよ。」  仁「大丈夫だって。バレねーって。」  和「…。でも、こんな悪戯するの仁しかいないじゃん。」  仁「!!!あっ!」 仁と一緒に居るおかげで、和也はどんどん明るい子になっていった。  仁は、毎日のように 和也に「可愛い!」と、言っていた。  所員達は、仁の言う可愛いが理解できずに、”仁は、自分は可愛いのに、美的感覚が ずれている”と、噂していた。
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