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しばらくして、音がやんだ。
何だったんだと考えていたら、ダンボール少女の目がパチッと開いた。
(目…青いな…ハーフ??)
「………………なまえ…」
「へ?」
しばらくの沈黙。
「お前の名前、なに?」
「え、あ…井上裕太…」
(って何で名乗ってんだよ!!)
「ゆうた、か。ちゃんと記憶データに書き加えたぞ。」
「…は、はあ……?」
ダンボールから出て、それを片付けはじめる彼女。
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