三話

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しばらくして、音がやんだ。 何だったんだと考えていたら、ダンボール少女の目がパチッと開いた。 (目…青いな…ハーフ??) 「………………なまえ…」 「へ?」 しばらくの沈黙。 「お前の名前、なに?」 「え、あ…井上裕太…」 (って何で名乗ってんだよ!!) 「ゆうた、か。ちゃんと記憶データに書き加えたぞ。」 「…は、はあ……?」 ダンボールから出て、それを片付けはじめる彼女。
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