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それを見てどう思ったのか理事長は「裕太君のはお茶だから~そんなに心配しなくても~」などとズレたフォローを入れてくる。
…そして、固まっている俺に首をかしげながらナビはなんと
ハ イ オ ク を 飲 ん だ の だ ! ! !
「………あの」
「どうした?ゆうた」
「ハイオクってあれだよな。『ハイオクタン』」
「そうだぞ。プレミアムガソリンと呼ばれる高オクタン価ガソリンだ。ちなみに私が今飲んでいるのは、エ●オスヴィーゴというブランドだぞ。」
『ハイオクって通称なんだ』とか、『ブランドってどれだけあるんだろう』なんて事が浮かんでは消える。
そういえば『スーパーハイオク』っていうジュース売ってるよな、飲んだことないけど。栄養ドリンクらしいなアレ…。
「違う違うちがーう!!そもそも生身の人間がハイオク?!理事長がサラッと出してお前が普通に飲むもんだから思考回路が狂ったっつーの!!!!!!」
おお~と拍手をするナビ。今のどこに感心する要素があったんだ。
「はいはい、その話を今からするからねー。さっさとおちついて聞かないと退学にするよッ☆」
「スミマセンデシタ」
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