四話

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「……そうか、なるほど。…よく分かった、ありがとな。」 …理事長がアレだと学園もこんなカンジになるんだな。 教頭がすごく気になるけど、今はクラスだ。クラスのことに集中しよう。少しくらいのコトではツッコまない方が平和に過ごせそうだし。 「じゃあ、全員そろったところでだな…クラスの親睦を深めよう!まず班になってそれぞれ自己紹介してくれ」 「「「はーい」」」 机を1班4人になるよう動かしていく。 俺の席は窓側の後ろから3番目、ナビは2番目だから別の班になった。 (こんなところで世話係とかイジられんの嫌だし、ラッキー…か?) 全員が動かし終わって、自己紹介がスタートする ジャンケンで勝った人から時計回りというルールで、最後になってしまったが気にしない。 「私―――よろしくね!好きな事は――――」 「オレは―――」 前の席の女子から始まり、3人目(俺のとなり)。
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