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「熊飼美子、よろしく。」
今まで(2人)と違い、とても短い自己紹介
透き通った肌にナビとはまた違った、ふわふわとした色素の薄い髪。
「次は貴方の番だ」というような瞳で見られてしまえば、質問なんか後回しにして俺が話すしかなくなる。
今日何回したか分からない自己紹介を終え、フリートークに入る。
「美子さん!美子さんって何が好き?」
笑顔とさりげない質問をする女子。
「……甘いものとか、甘いもの」
(それどっちも一緒だろ!!)
「私もー!!この学園の近くって、いっぱい有名なお店あるよねー!」
「…うん。でも、高いから…自分で作ったりする。」
「へぇ~…すげぇな。」
(俺も料理はするけど…デザート類はねえな…)
「今度持って来てくれよ!!」
「気が向いたら。」
「よっしゃー!」
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