四話

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「―――それじゃあ、先生は皆の教科書を取ってくる。休んでいいぞー」 ある程度クラスメイト達とも仲良くなり、普通なら俺はどこかの男子グループにいるはずなんだか… 「――私はハイオクとオリゴ糖とはちみつしか食べれないんだぞ」 「…そっか…。なら、それをつかったおかし作ってみる。」 「楽しみだぞ!!」 キラキラした目で熊飼と話すナビ。 (…世話係って、これから毎日一緒…なのか?) だとしたら、俺はその中で平凡かつ平和な生活を送りたい。 これ以上の非凡はいらねぇ…。 「ゆうた!!ゆうたは何か作れるのか?」 「へ?…まあ、簡単なモノなら…菓子は作ったコトねぇぞ」 「お料理男子………」 「何言ってんだ熊飼」
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