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状況が状況なのでつい語尾が強くなってしまった。ただ男はそれがわかってるのか特に態度を変えることもなく続ける。 「それだとお前はただでは済まないだろ。おれも里に戻ることになるし一番最悪な展開になるぞ」 「なら戦うの?あのワーハクタクに勝つのは難しいけど……能力も使い物にならないし」 「おれを傷つけるつもりはないだろうからお前をかばいながら戦えばいい。お前は弾幕で牽制するんだ。当てるなよ」 「私たちの弾幕は魅せる弾幕よ。殺すためには使わないわよ」 「問題は慧音さんだ。あの人の居場所がわからないとお前を守ることもできない」 「様子見?それとも撃ってもいい?」 「とりあえずおまえと背中合わせでおれが立つ。慧音さんも弾幕を撃ってきたら言ってくれ。撃っていいぞ」 「あ、ひとつだけ聞かせて」 「なんだ?」 「あんたの名前って何?」 「鳥頭に教えてもすぐ忘れるしな」 「なっ「まぁ無事にこれが終われたら教えてやるよ」 私の反論に重ねるように言われたので少しムッとしたが、それを弾幕にして発散させる。意識するは薄く、広く!
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