第一明日:日常

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真紅「望!もう少しで学校だ!!先にゴールするぞおおぉぉぉ!!」 望「元々…ハァ…!僕が…白陽先輩に…ハァ…!勝てる…わけ…ハァ…!ないでしょ!!」 もう既に僕は体がガクついていてまともに返事が出来ていないのに白陽先輩は息1つもあがっておらずドンドンとペースを上がっていく… まるで某炭酸飲料水会社の顔が口以外のっぺらぼうで体全体がほぼ全て青と銀でしか色付けされていないマラソンランナー顔負けの走りと喋る言葉が \シュワー!/ しか喋らないマスコットキャラ?を思い出すよ… 真紅「よっしゃ!!間に合うぜ!登校時間に間に合うぜえぇ!そして俺の勝っ」 ガッ! っと思ってたら白陽先輩がアカデミアの校門に入った瞬間に誰かに足蹴されて転ばされた…そして 真紅「アバババドドドブルアットオバドッドコムゥウルガルマァアアアアァァァァァ!!」 派手に転んだ…謎の発言しながら異常な程に滅茶苦茶な転び方をした… だって頭から前に5回転の左斜めに7回転して顔面スライダー海老反りバージョンからの学校に植えてある木に逆さまの状態で大の字にぶつかってそのまま地面に落ちた…痛そう ※普通は痛いじゃ済まされません ???「朝から五月蝿いぞ真紅…いくら遅刻するからって足を引っ掻けたぐらいでそんなどこぞのギャグコミックみたいな転び方をするか? …」 真紅「…ぁ…ぁぁ……仕方な…い…でしょ…う……赤城(あかぎ)風紀委員長……ガク…」 \チーン/ 白陽先輩はそのまま倒れた…多分復活に時間がかかるだろう…そして僕は校門に着いて白陽先輩を転ばした人は想像はついていたので驚きもせずに挨拶を交わした 望「おはようございます!赤城 疾夜(あかぎ しつや)先輩!」 疾夜「望か?…珍しいな…お前がギリギリなんて…」 望「まぁ変な夢を見て寝坊をしまいまして…」 僕は頭を掻きながら苦笑いしつつもそう疾夜先輩にそう言った。
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