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間一髪
そいつの注意をそらす事が出来た
だが
クレスト
「大丈夫か、ブルー」
背後から襲われて致命傷はさけたようだが、ブルーを受けとめた時、ドロドロとしたものが手に触れた
ブルー
「ちぇ…これから、騎士団に入るはずだったのにな」
クレスト
「しっかりしろ、ブルー」
ブルーを襲ったのは明らかに海獣だ
しかし妙だ
攻撃を仕掛けてこない
そいつは黒い姿をした骸骨
間違いない、海獣「ナイトスケルトン」だ
父の書籍に載っていた
上位の海獣だ
ブルー
「逃げろ、クレスト、お前…一人なら…」
クレスト
「ばか言うな、お前をみすてていけるかよ」
ブルー
「冷静に、なれ、クレスト、手負いの俺を連れてアイツから…逃げられる…のか?」
ブルーは最後の力とばかりにナイトスケルトンに体当たりをかました
墓碑に激突して崩れた
僕はとっさに飛び出した
墓碑の下は断崖絶壁だ
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